「まだ赤ちゃんに会ってもいないのに、もう育児のことで不安になってしまう...」

出産を控えた妊婦さんの頭の中は、これから始まる育児生活への期待と不安でいっぱいですよね。今回は3人のお子さんを育てるママ、るぅさん(ru_17628)にインタビュー。第1子を25歳、第2子を27歳、第3子を28歳で出産されたるぅさんに、リアルな自宅保育の様子をお聞きしました。


自宅保育、覚悟すべきことは?


るぅさんが真っ先に挙げたのは「孤独感」でした。

「毎日同じようなことの繰り返しで、人と関わる機会が減ります。特に0歳や1歳の子どもとの自宅保育は、会話にならない分、すごく孤独を感じやすいんです」

るぅさん自身、この春に3歳の長男さんが幼稚園に入園。日中は1歳と0歳の子どもたちとの時間が増えたそうです。上の子がいるときは会話も多かったけれど、小さい子たちだけだと大人との会話がないことでより孤独を感じるとのこと。

「毎日何をしていいのかわからなくなる」という悩みも。支援センターに行くくらいしか選択肢がないこともあります。


大人との関わりを意識的に作ろう

るぅさんがアドバイスするのは「積極的に大人と関わる機会に飛び込んでいくこと」です。

ママ友関係については「子ども同士は仲良くなれても、ママたち同士は深掘りしにくい雰囲気がある」と言います。支援センターなどでは「お子さん何ヶ月ですか?」という会話が中心で、個人的な情報はあまり交換しない暗黙のルールがあるそうです。

「その場限りの関係になりがちですが、それも息抜きになります。深く仲良くなれる友達ができるともっと楽しくなります」


育児と自分の時間、両立のヒント


3人のお子さんを育てながら、るぅさんはInstagramでの情報発信も行っています。

子どもたちが9時頃に寝てから12時までが、私の唯一1人になれる時間。その時間を使って全部やっています」

日中は0歳と1歳の子どもから目が離せず、スマホを見ると子どもたちも寄ってくるため集中できないとのこと。日中は写真を撮ったりアイデアをメモするだけにして、作業は全て夜にするそうです。


生活リズムの作り方

るぅさんの一日はこんな感じでした:


●朝食後、9時から準備をして10時頃に家を出る

●支援センターに行って遊ぶ

●12時頃に帰宅してお昼ご飯

●午後はおうちで遊ぶ

●5時にお風呂、6時に夕食、8時半に就寝



この生活リズムを支えているのが、4時頃に帰宅する旦那さんの存在。「3人いると大人1人では無理だなと思うことがいっぱいあります。夕方だけでも誰かがいるだけで全然違います」


自分らしさを忘れないで


インタビューの最後に、これからママになる方へのメッセージをいただきました。

「ママになると自分の時間も取れなくなるし、自分にお金をかけることも減って、だんだん自分が自分らしくなくなっちゃうんです。でも、そんな中でも自分の時間を少しでも作ったり、私のようにInstagramで発信することが好きだったら、自分が好きなことをする時間を少しでも取って、楽しく育児をしてほしいなと思います」


自宅保育を楽しむために


るぅさんのインタビューから見えてきたのは、自宅保育は孤独と向き合う時間でもあるということ。でも、その孤独感は誰もが経験するものです。大切なのは、積極的に外の世界とつながる努力をすること。支援センターなどの施設を活用して、親子で家の外に出る習慣をつけましょう。

また、パートナーとの協力体制も欠かせません。無理せず助けを求めることも大事です。そしてるぅさんが最も伝えたかったのは、ママになっても自分の時間を大切にすること。子どもが寝た後の時間を使って自分の好きなことをする。それがるぅさんにとってはSNSでの情報発信でした。

これから始まる育児生活。不安なことも多いかもしれませんが、自分らしさを忘れずに、赤ちゃんとの日々を楽しんでくださいね。



●教えてくれたママ

  • るぅさんru_17628
  • 息子さん2人と娘さん1人を幼稚園入学まで自宅保育で育てているママ。現在はInstagramで、0歳から3歳までの幅広い育児や、日常に関する気づきを発信中。育児中にたくさんの情報収集をし、それをまとめて発信を開始したところ多くの反響があり、「自分の情報が誰かの役に立っているのが嬉しいな」と思ったことをきっかけに、2021年頃から情報発信を続けています。