妊娠おめでとうございます!
妊娠が判明して母子手帳を交付されると、一気に「もうすぐママになる」という実感が湧いてきますよね。
でも、母子手帳を初めて交付してもらったママは、母子手帳の使い方に悩んでいる方も多いもの。
実は、妊婦検診のときに先生が母体と赤ちゃんの記録を書き込むのはもちろんですが、ママ本人が記入しなければならない項目もたくさん。
そこで今回は、母子手帳にママが記入することやおすすめの使い方をご紹介します♪
この記事の目次
妊娠中編:母子手帳の7つの使い方
出産前、赤ちゃんがまだお腹にいるときから母子手帳を使います。妊婦健診のときにお医者さんに記入して持たうことの他に、ママが記入する場所もありますよ。
母子手帳の内容は貰った自治体によって様々だとは思いますが、母子手帳交付後、出産前に記入しておきたいことや使い方をまとめてみました。
【1】ママ自身のプロフィールを細かく記入する
にママの名前を書き、住所や連絡先、健康状態、職場環境を記入します。これらの項目は、母子手帳交付後、できるだけ早めに記入しておきましょう。
忘れないように、貰ってすぐに記入するといいですよ♪
【2】胎動を感じた日を記入する
「お腹で赤ちゃんが動いた!」ママにとって感動の日ですよね。
そんなお腹の中の赤ちゃんの記録をママが記入する項目が、母子手帳にはいくつかあります。
胎動を感じた日を書くなら、初めてしゃっくりをした日もおすすめです!お腹の中の赤ちゃんがぴくっぴくっと等間隔で動いていたら、しゃっくりをしているのかもしれませんね。
【3】赤ちゃんを迎える両親の気持ちを記入する
産まれてくる赤ちゃんに向けて、出産前の両親の気持ちを記入しましょう。ママの気持ちだけではなく、パパの気持ちも書いて書いておくのがポイント♪
パパの気持ちを確認するきっかけになりますよ。
2歳の子供のママ
旦那にコメントを求めても書いてもらえなかったので、私が気持ちを代筆することに。男の子なら一緒に野球をする。女の子ならお嫁に行ってほしくないなぁ…と言っていました。
2人で新しい家族の事を考えるととても幸せな気持ちになれました。
パパに普段聞けないことを聞いたり、赤ちゃんのことを学んでもらうのも、母子手帳の使い方の一つです。
【4】妊婦検診に向けてのメモ代わりにも
赤ちゃんが産まれてくるまでの間は、楽しみな反面不安もありますよね?心配事をメモするのもおすすめの母子手帳に使い方。
母子手帳は妊婦健診に必ず持っていくので、忘れずに相談することができますよ。
その他、
「つわり中は食事が喉を通らなかったけどみかんなら食べることができた!」
「夜中に胎動で起こされた」
などのコメントを、予備欄や余白に記入して日記のような使い方をしているママも。ちょっとした日常の出来事もメモしておけば、読み返して楽しい母子手帳になりますね♪
【5】妊娠中に役立つ情報が掲載
母子手帳の後ろの方のページには、産前産後のママに役立つ情報がいっぱい記載されているため、母子手帳には教本としての使い方も。
日常生活で気をつける点や、食事管理、かかりやすい病気などが紹介されている他に、妊娠中のママが気になる体重の増加についても詳しく記載されていますよ。
【妊娠中の使い方6】妊婦検診の補助券がついている
妊婦検診の費用の補助を受けるための券です。自治体により、母子手帳の後ろのページにについている場合や、別冊になっている場合があります。
失くしても再発行はしてもらえないようなので、大切に保管してくださいね。
補助券には、様々な金額のものがあり、使い方に困るママもいらっしゃるようです。
補助券は、名前や住所など必要な事項を記入したら切り取らずに病院に提出するようにしましょう。病院で必要な分を切り取ってもらうという使い方が一番安心ですよ♪
・引っ越して住所が変わる場合
補助券を受け取った自治体と違う自治体の場所へ引っ越す際は、引越し先の自治体で補助券を交換してもらわなければなりません。
前の自治体の補助券では病院で補助を受けることができず、全額自費で支払わなければならなくなるので要注意。
もし、自費で妊婦検診の費用を支払った場合は、領収書を役所に持っていくと、返金してもらえる場合もあります。
・里帰り出産をする場合
里帰り中の妊婦検診も、母子手帳をもらった自治体と違う自治体の地域の病院に通院した場合は補助券を使うことができません。
ですが、この場合も自宅に帰った時に領収書を役所に持っていけば、助成の分のお金を返金さしてもらえることがあります。
里帰りする前に、役所に問い合わせて見るようにしましょう。
【7】妊娠中の歯の状態を記録する
母子手帳には、産前産後の歯の記録を記載するページがあります。
つわりで歯が磨けなかったり、カルシウム不足で虫歯になる妊婦さんが多いからなのだそうですよ。
出産後編:母子手帳の4つの使い方
母子手帳は、出産後、小学校を卒業する頃まで記入することがあり、一生保存するべきものです。
予防接種は、小学生の高学年で受けるものもありますし、インフルエンザなどの予防接種の記録も子供は母子手帳に記録します。
そのため、母子手帳は失くさないよう保管しておきましょう。
【1】子供の成長の記録を書こう!
母子手帳の使い方の醍醐味とも言えるのが子供の成長を記録すること。
首が座った時期、寝返りをうった時期、発達や成長に遅れがないか確認するためにも重要になります。
最低でも1ヶ月毎に、記入できる項目がないか確認しましょう。誕生日の日付を目安に毎月記入するようにするといいですよ。
予防接種で母子手帳を使うときに確認するのもおすすめ。自由記載欄にも気づいたことを記載しましょう。
<自由記載欄のコメントの例>
・母乳を飲みながらうんちをするのが得意みたい。器用な子になるのかな?
・紙オムツがSになった!1ヶ月でお腹もポンポンに。
・抱っこが大好き。布団に寝かせると直ぐに泣いちゃう。
何も書くことが思い浮かばないときは、子供に何か絵を書いてもらうのもいいですよ!初めて描いたアンパンマンの絵なども、母子手帳に描いてもらうと思い出に♪
二人の子供のママ(30代前半)
うちの子供は1歳になっても歯が生ず、心配になって歯医者さんに行きました。歯医者さんには、「安心してください、葉が生えない子供なんていませんよ。」と声をかけていただきましたが、子供の成長の遅れは気になりますよね?
その後すぐに最初の歯が生え、嬉しかったことを母子手帳に書き込みました!何年かして読み返してみるとこんなこともあったと懐かしくなります。
1歳の子供のママ(20代前半)
私が妊娠して母子手帳を貰ったときに、母が私が赤ちゃんのときの母子手帳をくれました。そこには私が小さいときのエピソードがびっしり!
その中には、「母乳を飲みながらうんちを気張り、うんちをしたあとも飲むのを止めない我が子」なんて面白エピソードも。
子育てに関する気付きや、子供の変化が細かく記された母子手帳は私の子育ての教本に。今でも大切な宝物です。
母子手帳に子供の成長の記録を書くときは、その時のママの気持ちを書くことがポイント!撮った写真をカラーコピーして貼るのもおすすめです♪
母子手帳にエコー写真を貼ったりしてもいいの?と悩むママも居るようですが、母子手帳が交付されたら使い方はママ次第。
お医者さんが記入する場所の邪魔にならないようになら、見やすいように工夫してもいいのだそうですよ。
【2】予防接種の記録
予防接種の記録も、母子手帳の使い方としてとても重要。子供には予防接種の知識がないので、大人になって自分がなんの予防接種を受けたのかわかりません。
そのため、子供が大人になったら親から母子手帳をもらう方もいらっしゃるようですよ。
予防接種は、受ける時期になると通知が来る地域もありますが、自分で母子手帳を見て確認し、病院で予約を取らなければならない地域もあるようです。
予防接種は受けるべき年齢が決まっていて、時期を過ぎてしまうと十分な効果が得られなかったり、受けることができない場合もあるらしいので注意しましょう。
【3】病気歴を記録
麻疹や水疱瘡など、子供特有の病気になった場合も、忘れずに記入しておきましょう。かかったときの詳しい症状なども詳しく書いておくといいですよ。
【4】育児に役立つ情報がたくさん!
妊娠中のことだけでなく、育児に関する情報も母子手帳には記載されています。
・離乳食の進め方の目安
・子育てについての悩みの相談窓口
・予防接種について
・働くパパママのための制度
など
わからないことはインターネットで調べられる時代ですが、一度母子手帳をじっくり読んで見ることをおすすめします♪
母子手帳は使い方次第でママと子供の宝物に
母子手帳には、出生の記録や予防接種歴などの大切な情報はもちろんですが、子供の成長の記録を記すことができます。
何ヶ月で寝返りをしたか、初めての言葉は?子供の成長には個人差がありますよね。そのため、完成した母子手帳は一人一人のオリジナルの母子手帳に。
また、母子手帳は子供が大きくなってからのコミュニケーションツールとしての使い方もおすすめ。母子手帳から自分を授かった喜びが伝わってくれば、子供も嬉しいですよね。
この記事を参考に、皆さんも母子手帳を有効活用してみてください。そして、様々なことを母子手帳に記入して、思い出のページを埋めていきましょう♪
(Photo by:写真AC)