2020年から小学校での英語授業が必須科目となりました。そのため、小学校に上がる前に英語に触れさせたい、と思うママやパパも多いかも?英語に触れさせるなら、身近なものから慣れ親しんでいくと抵抗が少ないのでおすすめ。今回は子どもたちと楽しむのにぴったりな英語の絵本を紹介します。
この記事の目次
- 絵本で英語を学ぶのがおすすめな理由
- 英語の絵本は「海外製」の洋書を選ぼう
- おすすめ洋書絵本1.『Today Is Monday』
- おすすめ洋書絵本2.『Please, Mr. Panda』
- おすすめ洋書絵本3.『That's Not My Duck...』
- おすすめ洋書絵本4.『Where's the Ladybug?』
- 洋書絵本はおうちで楽しめる英語教育!
絵本で英語を学ぶのがおすすめな理由
英語は世界共通語、と感じるほどに世界各国で学ばれている言語です。グローバル化に伴い、日本でも英語教育はどんどん低年齢化しています。お腹の中にいる時から英語を聞かせるなんて胎教もあるほど。
幼児教育のなかでもメジャーな英語教育ですので、幼児向きの英会話教室や、英語の教材、おもちゃなど、英語を学べるものはたくさんあふれています。
もちろん、どれも子どもの英語力が身につくものだと思います。しかし、幼少期は遊びから学ぶ時期。そのため、英語も身近な絵本を通じて学ぶことで、抵抗なく親しみが持てるかもしれません。
親子のコミュニケーション
また絵本の読み聞かせは親子のコミュニケーションがとれる遊びです。幼少期にたくさん親子で触れ合うことも大切ですよね。
自分が読みたい時に手軽に読める
英語が読めるようになれば、絵本を子ども自身が読みたいタイミングで読めるのも絵本の魅力です。
月謝がかからず教育費を抑えられる
英語教室に通う場合、どうしても毎月の月謝がかかります。もちろん、たくさん英語のシャワーを浴びることができるので、通うメリットもたくさんあります。
しかし、教育費に割ける家計の割合は人それぞれ。さらに共働きでレッスンに通うのが難しいご家庭や、他のお稽古に通っているため子どもがしんどい、など時間を割くのが難しいということもあるでしょう。
絵本であれば、毎日でもわずか5分ほど。それも自宅で好きなタイミングで出来ます。
英語の絵本は「海外製」の洋書を選ぼう
英語の絵本を選ぶとき、出来れば海外製の絵本、洋書を個人的にはおすすめします。
言語を学ぶということは、その国の文化を学ぶということだからです。
アメリカ英語とイギリス英語が違うというのは有名な話。
他にも、カナダ東部はフランス語訛りがある、チョイスする単語がアメリカ英語とは異なるという風に、公用語が同じ「英語」であっても、国が違えばその表現に違いがあるのです。
そのため、絵本からも絵柄や、色合い、言い回しの表現、ストーリーの進め方などから、その国の文化を感じることができます。
つまり、日本の絵本と比較することで、その違いを小さいうちから感覚的に感じることこそ、英語教育に必要なことではないでしょうか。
日本製の英語はもしかしたら違和感があるかもしれない
海外で作られた日本のものにしばしば私たちが違和感を感じるように、日本で作られた「英語」のものも、日本人には馴染みやすくとも、海外では少し違和感を感じるかもしれません。
まだ「日本のもの」に馴染みがない幼少期のうちに、海外製のものに触れることによって、自然と文化の違いも身につくのではないか、という思いから我が家の英語の絵本のほとんどは洋書です。
日本で購入するときもありますが、多くは海外旅行に行った時に購入するのがおすすめ。
ただし、新型コロナウィルスにより、海外旅行は当面の間難しそうですね。Amazonなどの通販でも洋書の絵本が購入できますので、チェックしてみてください。
それでは、次から筆者おすすめの簡単な英語の絵本(洋書)を厳選して紹介します。
おすすめ洋書絵本1.『Today Is Monday』
(出典:Amazon)
Today Is Monday
出版社 : World of Eric Carle
はらぺこあおむしで有名なエリック・カールの絵本です。
もちろん洋書の「The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)」もおすすめなのですが、こちらの絵本は歌って読めるところ。
子どもはリズムのあるものや歌も大好きです。リズムに乗って楽しく英語を学ぶことができる上に自然と曜日の呼び方も身につくかもしれません。
おすすめ洋書絵本2.『Please, Mr. Panda』
(出典:Amazon)
Please Mr Panda
出版社 : Hodder Children's Books
こちらは日本語訳もされているイギリス発の人気の絵本です。ミスターパンダシリーズとして現地でも人気の作品。「Please」の使い方について理解ができる一冊。
日本でも「ありがとう」「ごめんなさい」「お願いします」の3つはコミュニケーションの基礎として大事な部分。「Please」は日本でいうところの「お願いします」に近いですので、海外のお願いしますに触れるきっかけになるかもしれませんね。
おすすめ洋書絵本3.『That's Not My Duck...』
(出典:Amazon)
That's Not My Duck…
出版社 : Usborne Publishing Ltd
That's not myシリーズは小さなときから読み聞かせたい絵本です。
しかし、言葉の意味を理解してお話できる3歳~とも一緒に読みたい一冊です。なぜなら実際に触れることで、その感触と言葉(英単語)をリンクさせて覚えることができるから。
英語の「soft」を触感で感じながら、日本だと「やわらかい」かな?と日本語に置き換える、という翻訳も楽しめますよ。
おすすめ洋書絵本4.『Where's the Ladybug?』
(出典:Amazon)
Where's the Ladybug?
出版社 : Nosy Crow
フェルトのフラップをめくると隠れていたのがわかる仕掛け絵本。しかけ絵本は世界中どこでも人気ですね。こちらもシリーズ化されており、いろんなWhere's theがあります。単語を覚えるのにぴったりですよ。
こちら、筆者も持っているのですが、実はバリに旅行した時にジャケ買いでした。
かわいい色使いに心がときめき、購入。これが大当たりで、親が読み、子どもがめくって発見!という読み聞かせのスタイルで読んでいました。
最後の仕掛けに子どもも大喜びすること間違いなしです。
洋書絵本はおうちで楽しめる英語教育!
洋書、と聞くと英語が苦手だったというパパやママはそれだけで拒絶してしまう方もいらっしゃるかもしれません。色々なご家庭があっりますので、どのご家庭も幼児期から英語教育は絶対した方がいい、とは思いませんが、「子どもにグローバルな世界で生きてほしい」という思いや、「可能性・選択肢を広げてあげたい」と思うなら、英語の絵本は洋書がおすすめです。
毎日の読み聞かせの中で、今日は洋書の日、と決めるのも楽しいかもしれませんね。パパやママも楽しいと子どもも楽しいので、是非簡単な絵本から取り組んでみてください。
(Photo by:写真AC)