夏の外遊びといえば、プール。猛暑の夏に涼しいプールに入れば、赤ちゃんもきっと大喜びしますよ!
とはいえ、赤ちゃんにとって初めてのプールは、わからないこともたくさんあります。
「うちの子、まだ月齢が低いけど入れるのかな?」「まだオムツだけど大丈夫?」なんて迷うママ・パパも少なくありません。
そこで今回はプールデビューに適した月齢や、プール遊びに必要なアイテム、注意すべきポイントなどをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
- 赤ちゃんのプールデビューはいつが目安?
- 赤ちゃんをプールに入れる時おむつはどうするか
- 赤ちゃんのプールデビューまでに揃えておくべきもの!
- 私がおすすめしたい赤ちゃんのファースト水着10選
- 自宅でプールデビューするならその他に用意するもの3アイテム
- 赤ちゃんプールに入れる時に注意すべき5ポイント
- しっかり準備をしてプールデビューしよう!
赤ちゃんのプールデビューはいつが目安?
プールデビューの目安は、「1人で上手におすわりできるかどうか」。
赤ちゃんはプールで遊ぶとき、水面をちゃぷちゃぷ叩いたり、おもちゃを持って遊んだりします。
ちゃんと安定的にお座りできないと楽しく遊べませんし、水の中で倒れてしまったらとっても危険です。
赤ちゃんがしっかり座れるようになるのは、月齢6~8カ月頃が一般的。とはいえ成長には個人差があるので、腰が安定しているかどうかを見極めてあげてくださいね。
公共施設ではなく自宅プールがおすすめ
お座りが上手になったなと思ったら、いよいよプールデビュー!最初は自宅の庭やベランダにビニールプールを出して楽しむのがおすすめです。
自宅プールならママ・パパの目がきちんと届きますし、ほかの子どもにぶつかられる心配もありません。
公共のプールは、トイレの間隔があく2歳以降になってからがベター。
赤ちゃんをプールに入れる時おむつはどうするか
自宅プールで遊ぶ場合は、おむつなしでも大丈夫!
赤ちゃんがおしっこしてしまったとしても、他人に迷惑をかけることはありませんよね。
一方、赤ちゃんの利用が許可されている公共のプールの場合は、「水遊び用のパンツ」を履かせるのがエチケット。万が一うんちをしてしまったときも、周囲の人に迷惑をかけずに済むので安心です。
「水遊び用じゃない、ふつうの紙おむつでプールに入ってもいいのでは?」と思いますが、紙おむつでは水遊びはできません。
というのも、そのまま水に入ると、おむつ内の高分子吸水ポリマーが水を吸ってパンパンに膨れ上がってしまうのです。
膨らんだおむつが破れると中のポリマーが流出し大変なことになるので、絶対にやめておきましょう。
赤ちゃんのプールデビューまでに揃えておくべきもの!
私が子供をプールデビューさせたときに揃えたグッズを紹介します!
みなさんの参考になればうれしいです。
実際には買わなかったけど、遊園地併設の大きなプールに行ったときに「1人分サイズのミニテントがあれば…」と思いましたね。ミニテントは日よけにもなるし、目立つので目印にもいいですよ。
- ⬜︎ベビー水着
第1子は男子だったので、最初は裸で遊ばせていましたが、友達と遊ぶのを機に購入。ちょっと大きめのトランクスタイプを買ったら、3歳ころまで着用できました。
- ⬜︎水遊び用パンツ
ムーニーやグーンの水遊び用パンツは必須です。自宅プールでも排尿・排便が怖かったので私はいつも履かせていました。男の子用と女の子用があり、サイズ展開も豊富なので、間違えないように購入してくださいね。
- ⬜︎帽子・ラッシュガード
赤ちゃんの肌はデリケートなので、紫外線対策はぬかりなく!帽子はうなじをカバーできるタイプのものがおすすめです。男子も女子も、長袖のラッシュガード+水遊び用パンツで遊ばせたこともありますよ。
- ⬜︎保冷ができる水筒
それまではプラスチック製の水筒を使っていましたが、プールデビューを機に保冷ができるサーモの水筒を購入。冷たい飲み物が飲めるだけでなく、日向に置いておいても内容物が劣化しにくいので衛生面でも安心ですよ。
- ⬜︎レジャーシート(クッション性のあるもの)
厚さ5mmくらいでクッション性のあるレジャーシートは、自宅プールでも公共プールでも役に立ちました。歩いても座っても寝転んでも痛くないので、おすすめです。
- ⬜︎防水スマホケース
私の超おすすめアイテム!スマホを首から下げてプールに入り、遊ぶ子供たちの写真をたくさん撮影できますよ。 公共プールでは盗難も心配なので、このケースに小銭や千円札も一緒に入れて持ち歩いていました。
私がおすすめしたい赤ちゃんのファースト水着10選
プールアイテムで一番悩むのが水着。そこで私目線で赤ちゃんにおすすめのファースト水着をセレクトしてみました!
【男の子編】
長袖ロンパース水着(Bonverano)
11種類の色柄から選べる、おしゃれな水着。長袖なのでラッシュガード不要です。同柄の帽子に、長めの日よけがついているのも高ポイント!
生地には、紫外線の強いオーストラリアで認められているUVカット素材を使用しているので、屋外プールで遊ぶときも安心です。
ベビー用水着3点セット(QD-WST)
コミカルな「カニさん」をモチーフにしたデザインがキュートな水着。
特に帽子は、赤ちゃんがかぶるとかわいさが一層引き立ちます。セパレートタイプは、おしっこのときに脱がせやすいので焦らずにすみますよ。
ベビーラップ(Splash About)
ハイハイで動き回る赤ちゃんにもラクに着せられる、ラップタイプの水着です。まだタッチが上手じゃない子にとくにおすすめ!
厚さ1mmのウェットスーツ素材でできているので、赤ちゃんの体を冷えから守ってくれますよ。もちろんUVカット効果も十分です。
フード付き長袖水着(Vaenaitbaby)
インパクトのあるサメの絵が個性的な長袖水着。
フード付きなので、赤ちゃんがかぶるのを嫌がっても、帽子をなくす心配がありませんね!
伸縮性のある素材なので、水遊び用パンツの上からでも着せられますよ。
キッズスイムウェア(YOBAAF)
絵本「星の王子様」のイラストが描かれた、長袖ロンパース水着。
UPF50+で有害な紫外線からデリケートな赤ちゃんの肌を守ってくれます。ジッパーは肌を挟みにくいよう工夫されているので、赤ちゃんにも着せやすいですよ。
【女の子編】
長袖セパレート水着(Ruffle Butts)
ラッフルバッツの水着は、おしりのフリルが本当にキュート!よちよち歩きの赤ちゃんにもおすすめです。
着脱しやすいセパレートタイプ。トップスは丈が長めなので、水中でお腹が出てしまうこともありませんよ。素材はUPF50+で、UVカット力も優秀です。
長袖ワンピース水着(Vaenaitbaby)
フェミニンな小花柄が女の子らしい水着。
お腹をカバーするワンピースタイプは、月齢の小さい子にもおすすめ。伸縮性がありチャックも付いているので、着せやすいですよ。お揃いの帽子(別売)を合わせても素敵です。
セパレート水着3点セット(Emfay)
フラミンゴ柄のトップスと、ビビッドカラーのボトムがおしゃれなセットアップ水着。
フィット感のあるデザインですが、伸縮性があるので元気に動き回る赤ちゃんにもおすすめです。フラミンゴ柄のスイムキャップ付きです。
ロンパース水着(YOBAAF)
ヤシの木とフラミンゴをあしらった、バケーションムードたっぷりのデザイン。体が冷えやすい赤ちゃんにおすすめのロンパースタイプです。
生地は、有害な紫外線をカットできるUPF50+。袖や丈が長めなので、日差しに肌をさらさなくて済むのもいいですね。
キャップ付きワンピース水着(Bonverano)
公共のプールでもよく目立つ、ビビッドな花柄の水着。同柄の日よけ付き帽子がセットになっているので、お得感があります。
ファスナーが肌に直接当たらない、赤ちゃんにやさしい仕様もうれしいですよね。紫外線を97.5%カットできる素材なので、屋外プールや海でも安心です。
自宅でプールデビューするならその他に用意するもの3アイテム
自宅でのプールデビューは、「ビニールプールさえあればいい!」と思っていませんか?
確かにプールがあれば遊べるのですが、もっと楽しむためには、そのほかにも準備したほうがいいものがあるんです。
ここからは、自宅でのプールデビューにあったら便利なアイテムをご紹介します。
厚手の防水レジャーシート
熱いコンクリートやアスファルトの上にビニールプールを置くと、破れてしまう場合があるので、プールの下にクッション性のある厚手の防水レジャーシートを敷くといいですよ。
レジャーシートがあれば、プールの周囲を歩いても足裏が熱くなりません。本製品は約150×200cmの大判サイズ。汚れても洗えるので、遠足やレジャー時にも使えますよ。
パラソル
屋根のない場所でプール遊びをするときは、紫外線や熱中症が心配。パラソルを準備してしっかり日差しを防ぎましょう。
おすすめは、ハンギングタイプのパラソル。傘の中心に支えのある一般的なパラソルと違って、子供たちが遊ぶスペースを広くカバーできますよ。
電動の空気入れ
ビニールプールは大きさがあるので、空気を入れるのも抜くのも大変!
電動のエアポンプがあれば、赤ちゃんのお世話をしながらでもスピーディーにプールをふくらませられます。もちろん、しぼませるのも簡単にできますよ。
子供が大きくなったら浮き輪やボートをふくらませるのにも使用可能。長く愛用できるアイテムです。
赤ちゃんプールに入れる時に注意すべき5ポイント
赤ちゃんが安全に快適にプール遊びを楽しめるよう、いつも以上にママ・パパが気を配り、しっかりと守ってあげる必要があります。注意すべきポイントを6つご紹介しますので、ぜひ心に留めておいてくださいね。
1. 目を離さない、油断しない
プール遊びをさせる際に1番大事なことは、赤ちゃんから目を離さないこと。幼い子供は水深10cmでも溺れることがあり、音も立てずに水中に沈んでしまう場合もあります。
「数分なら大丈夫でしょ」と思わず、決して目を離さないようにしてください。
2. 水温は25~30℃のぬるま湯で
猛暑日には冷たいプールに入れてあげたいですよね。でも赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、冷たすぎる水では体が冷えてしまいます。25~30℃くらいのぬるま湯がベスト。
外気温が高い日は、水が熱くなり過ぎていないか、ときどき確認してあげてくださいね。
3. 飲食後はプールに入らない
赤ちゃんはまだ胃の機能が未成熟なので、食事や授乳の直後だと、水圧で胃が圧迫され吐き戻してしまう可能性があります。
プール遊びは、飲食してから30分~1時間後にしましょう。
4. こまめに休憩する
プールに入ると、大人でも意外に体力を消耗しますよね。
赤ちゃんも長時間プールにつかっていると疲れたり、体が冷えすぎたりしてしまいます。10~15分おきに水から上げて、休憩させましょう。
また、水中でも熱中症・脱水症になる場合があるので、水分補給もお忘れなく!
\赤ちゃんの熱中症対策/
5.紫外線対策もしっかりと
赤ちゃんの肌はデリケートなので、短時間日差しに当たっただけで赤くなってしまうことも。
屋外でプール遊びをするときは、日焼け止めを塗る、パラソルなどの日よけを用意する、ラッシュガードや帽子を使うなど、紫外線対策を万端にしてくださいね。
しっかり準備をしてプールデビューしよう!
生まれて初めてのプールは、赤ちゃんよりもママ・パパのほうがわくわくドキドキするものです。かわいい水着やプールアイテムを準備してあげてくださいね。
思いっきり楽しい1日にするために、「赤ちゃんから決して目を離さないこと」、「衛生面や健康面に気を配ること」もお忘れなく!
自宅プールでも公共のプールでも、安全で快適なプールデビューを実現しましょう。
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