出産産祝いを頂いたら、内祝いの準備がスタート!しかし、準備中に多くのママがあれ?と悩んでしまうことが多いのが、品物につける「のし」。
結婚の内祝いでのしを付けたという方も、出産内祝いは異なる点が多々あります。今回は、出産内祝いの「のし」の正しい書き方や注意点をご紹介!
この記事の目次
- そもそも出産内祝いとは何?
- 知っているようで知らない「のし」の知識
- 出産内祝い「のし」のルール
- 間違いなし!人気の出産内祝い4選
- 「ママびより内祝い」サイトがオープン!
- 感謝の気持ちが伝わる出産内祝いにしよう♪
そもそも出産内祝いとは何?
本来の出産内祝いとは、「赤ちゃん誕生の喜びを身内で分かち合う」というような意味合いでした。身内やお世話になった人たちに赤ちゃんお披露した時に渡す品物のことを指していたそうです。
しかし、現在では時代と共に意味合いが変化し、「出産祝いへのお返し」という位置づけが一般的になっています。
もちろん、結婚式などと同様に、出産内祝いにも様々なルールがあるため、事前にチェックしておく必要がありますよ。
知っているようで知らない「のし」の知識
「のし」と聞くと、水引の書かれた紙のことを思い浮かべるママは多いのではないでしょうか。
実は、「のし」は熨斗紙の右上に印刷してある小さな飾り(実はあわびなんです。)のことを指します。
かつて、あわびは貴重品で、長寿や繁栄をもたらす縁起物とされ、特別な贈り物には、薄く伸ばしたアワビを干した「あわびのし」を沿えて感謝の気持ちを伝えていたそうです。
現代では、これらの古くから引き継がれているマナーとして熨斗紙(のしがみ)を掛けます。のしがみの右上に、小さな飾りがあるかはチェックしましょう♪
出産内祝い「のし」のルール
出産内祝いの意味合いを踏まえて、多くのママが悩んでしまう「のし」のルールについて説明していきます。私自身も初めての出産内祝いでは、「のし」についての知識がなく急いで調べました。是非参考にしてくださいね♪
【"のし"のマナー1】水引は、蝶結び
お祝いののしは、一種類ではありません。お店などでのし紙を用意する場合は間違いはないはずですが、自分で用意する場合などは確認が必要です!
そもそも、お祝いの水引きには結びきりと蝶結びがあります。それぞれに意味がこめられています。
- 蝶結び:何度も結び直せることから「何度繰り返してもうれしいこと」
- 結びきり:「一度だけのお祝い」
何度起こっても嬉しい出産内祝いに使うのしの水引は、蝶結びを選びます。
間違っても結びきりを選ばないように注意をしましょうね。また、水引きの本数は、5本。少し丁寧な贈りものには7本を使う場合もありますよ。
【"のし"のマナー2】表書きの書き方
自分でのしを書く際に、一番困るのは書き方ですよね。
のしの表書きは、水引の上と下に記載する必要があります。水引の上には「内祝い」もしくは「出産内祝い」と書きます。
ただし、相手が喪中などの際には、相手の気持ちに配慮し「御礼」などの記載に変更しましょう!
【"のし"のマナー3】贈り主の名前は、赤ちゃんの名前
出産内祝いのお返しののしを書く時に、注意が必要な点として、贈り主の名前があります。
お祝いをいただいたママが、うっかり夫婦の名前を書いてしまいがち。「のし」に、パパやママの名前を書くのはNGです!
出産内祝いの元々の赤ちゃんの名前をお披露目するという意味合いもあるため、のしに書く名前は赤ちゃんの名前が正しい書き方です。
【"のし"のマナー4】赤ちゃんの名前には振り仮名を
きちんと赤ちゃんの名前を覚えていただくためにも、振り仮名をふるのを忘れずにしましょう♪
私自身、一度目の出産内祝いで振り仮名をふるのを忘れてしまい、恥ずかしい想いをしました。
最近では、同じ漢字を使っても読み方も様々なため、相手のためにも赤ちゃんのためにも記載することをおすすめします。
【"のし"のマナー5】のしは、品物の上から「内のし」
のしのかけ方には、2通りあります。
外のしは、包装紙の上からのしをかけること。内のしは、品物の上に直接のしをかけて包装紙で包むことをいいます。
のしは古来、贈り物に添えるかたちで風呂敷に包んで届けていました。現在の包装紙を風呂敷代わりととらえると、出産内祝いののしは、「内のし」が好ましいです。
また、インターネットやお店で買ってそのまま郵送してもらう場合は、包装紙の上につけると熨斗が破れたり、汚れたりするため、直接手渡ししない場合は「内のし」にしましょう。しかし、地域によって異なるため家族への相談は忘れずに!
【"のし"のマナー6】双子の場合にもルールがある
双子の場合、出産内祝いの蝶結びの下には右側に兄・姉、左側に弟・妹を書きます。
ただ、双子なので、順番をつけたくない!という方の場合は、親の考えにおまかせするというのが多いそうです。
間違いなし!人気の出産内祝い4選
のしのルールがわかったら、併せて贈る出産内祝いを選びましょう。今回は、贈られて相手が嬉しい人気の商品を厳選してご紹介していきます。是非お返しにふさわしい1品をチェックしてみてくださいね♪
【人気の出産内祝い1】ハーモニック カタログギフト Colon (コロン)
贈る相手の趣味や欲しいものがわからない時は、出産内祝い専用カタログギフトがおすすめ。相手が好きな商品を頼むことができるため、相手への思いやりも伝わりとても喜んでいただけます。
「colon」は、掲載商品数の多さ、メール便(送料無料)での配送など特典満載のカタログギフトでとても人気ですよ♪
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【人気の出産内祝い2】ミッキー&ミニーハッピーローズギフト
出産内祝いらしく可愛く、使い勝手も良い「ミッキー&ミニーハッピーローズギフト」。
赤ちゃんに関わる記念品もよいですが、一人暮らしの方にも・ご家庭のある方にも贈り物としては喜ばれる日用品を選ぶものいいと思います。
とにかく相手が気を使わずに使ってもらえるものをお探しのママにおすすめの商品です♪
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【人気の出産内祝い3】今治タオル 東京 西川 わたいろ
家にいくつあっても困らないため、多くの方に喜んでもらえる内祝い「わたいろタオルセット」。
今治産のタオル地を使用したしなやかでやわらかな使い心地が◎。
スリット糸に光沢感があるので、見た目も上質な仕上がりです。
いろんな組み合わせがあるので、贈る相手によって内容を変えられるのも嬉しいポイントです。
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価格の一例:フェイスタオル 2枚セット 税込 ¥2,163
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【人気の出産内祝い4】hug米(ハグ米) 体重米
ママ友の間で人気の高かった出産内祝いが「お米」。年齢性別に関係なくどなたでも美味しく食べることができ、気を使わせない消えものであるためです。
- 「hug米(ハグ米)」は、無農薬・無化学肥料でお米はすべて越前たけふ農協で管理され安心・安全。また、赤ちゃんの体重と同じ重さで、赤ちゃんの名前や写真を入れてお届けすることができ特別感もありますよ!
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「ママびより内祝い」サイトがオープン!
「ママびより内祝い」のサイトがオープンしました!
ママの声から生まれた、産後忙しいママでも選びやすい内祝いサイトとなっています!
弊社で実施した内祝いに関するアンケート結果より、
「産後忙しく、商品選びが大変だった(33.3%)」
「事前の準備をしていなくて慌てた(7.5%)」
「内祝いのマナーがわからなかった(7.5%)」
など、特に第一子目のママは内祝いで困ったと感じている方が多いことが判明。
贈り物を選びやすいサイトになっているので、ぜひぜひこちらもチェックしてみて下さい!
感謝の気持ちが伝わる出産内祝いにしよう♪
出産祝いのお返しとなる出産内祝いは、品物を選ぶことや品物の値段も気になるところ。
しかし、赤ちゃんの名前をお祝いをくださった方にお披露目をするという意味を含めて、のしについてもきちんとマナーを確認しましょう。
しかし、産後は心も身体も疲れ気味。マナーを抑えれば簡単なことなので、パパの協力を得ながら無理のない範囲で出産内祝いを選んで下さいね。♪
(Photo by:写真AC)